【事業報告】2015年度 第1回国際理解セミナー
インドよ!
~喜驚哀楽・インドスパイスの旅~
開催日時
2015年9月13日(日)10:30~12:00
内 容
講師に「東京スパイス番長」のメンバー、バラッツ氏を迎えました。東日本大震災復興支援のひとつ、女川カレープロジェクトのメンバーとしても活動している彼は、スパイスのプロで、毎年メンバーとともにインドへの即興料理の旅を続けています。今回は、そのインド・スパイスの旅を通じて、彼の目線で見たインドの素顔を伝えていただきました。
サブタイトルの「喜驚哀楽」的なインドとはどういったものなのか。食材やスパイス、チャイの話、またインドの人々との触れ合いから見える彼らの思考や生活スタイルなど、「驚きはあっても怒ることはない」というインドの話に参加者も興味津津の様子。数多くの写真をスライドで見ながらの講義は、映像から見える新しい驚きもあり、熱心にメモを取る参加者が多くいました。
途中で休憩をはさみ、バラッツ氏のオリジナルレシピで作ったチャイを参加者に提供。レモングラスの入ったチャイは様々なスパイスの香りも心地よく、チャイの詳しいレシピを問われる場面も。その後の講義は、チャイからスパイスへと続きます。参加者は、クミンやコリアンダーなどインド料理にはかかせない実物のスパイスを手に取り、実際に香りを確かめながら、バラッツ氏から説明を受けていました。
最後は質問タイム。インドの人口のイメージや菜食主義のインド人の話など、講師が参加者からの質問に答えます。お湯を頼んだらペットボトルごと温まって出てきたなど、バラッツ氏がインドで一番驚いたことなども伺いました。セミナー終了後、残って質問したり話したりする参加者がいて、講師との交流が長く続いたセミナーとなりました。